スイス銀行といえば・・・
ゴルゴ13を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?(笑)
金融王国スイスが隆盛を極めたのは、法律による、銀行が顧客の情報を第3者に漏らしてはいけないという「銀行守秘義務」の徹底もそのひとつ。
その第3者というのは外国政府や政務当局も含まれるので、ヨーロッパはじめ世界中から税金を逃れた資金がスイスの銀行に集まっているというのも事実。
こういう場所を タックスヘイブン と呼ぶそうです。
しかし、最近アメリカからの”脱税を助けた”という訴えにより、アメリカのプライベートバンキングからは撤退したうえに300名の顧客の情報を開示することで和解。
300人とはいえ、唯一の”タックスヘイブン神話”が揺らいだ瞬間。。。
(『フォーサイト』6月号より)
昨年秋から続いている世界大恐慌。
そういえば、この数ヶ月で、経済小説や、手嶋龍一さんなどのノンフィクションがほんだらけでちょくちょく人気な気がしますが、このご時世で興味をもたれている方が多いということでしょうか。
金融・経済小説と言えば、日本では幸田真音(こうだまいん)さんが代表的。
そのほかにも、ちょっと面白そうなものを集めてみました・・・
急死したワンマン社長から海外に隠した資産の管理を託されていた中小証券会社の財務部長・深田道夫は、その遺産だった絵画の売却で得た450万ドルを秘密 に運用したことから人生が狂いはじめる。深田にまとわりつく投資のプロたち。お互いを意識する存在ながら深田の脱税を不意に知ってしまった国税調査官の宮 野有紀。金の魔力に翻弄される人間たちの本性を描いた長編経済小説。(本書より)
こんな時代だからこそ、金融・経済ミステリー小説を楽しんでみるのも面白いかもしれませんね♪
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