前回ご紹介した、
おすすめ絵本「あかにんじゃ」。
木内達朗さんの絵と、
穂村弘さんのお話で、
なんとも贅沢な1冊でした。
そこから気になって気になって、
穂村弘さんの作品を何か読んでみよう!
ということでまず手にしたのがこちら↓
「にょにょっ記」穂村弘(分春文庫)
にょっ記ってなんぞや???
でしょ?
にょっ記は→日記。
”穂村弘”節(ぶし)全快!!
の日記が綴られた1冊。
実は第1弾が「にょっ記」で、
続く第2弾が、今回私が読んだ
「にょにょっ記」らしいです。
日記なので、言葉は少なめで、
ページの余白がでででーんと存在感を出しています。
この時点で、なかなか節約志向(?)の読書家さんだったら、
「あ、余白が多すぎてだめ!」
と、リジェクトしちゃうんじゃないかと、はらはら。
でもどうかリジェクトしないでください♪
リジェクトするには、読まないには、
ものすご~~~くもったいないよ!
それほどぎゅっと面白さが詰まった1冊なのです。
しかも、面白いエッセイなら大好物な私ですが、
その中でも群を抜いてます、、、穂村さん。
こんなに言葉少ない中に、
どうしてこんなに面白いのか???
極上なのか???
私はそんな素朴な疑問に直結いたしました。
それがなんと!
穂村弘さんは、90年代に大変革を巻き起こした、
短歌歌人でいらっしゃるのです。
なるほど~~~!
それでか~~!!
以前に「この短編は極上だ、、、」と
惚れちゃった短編集があります。
それは、東直子さんの「とりつくしま」という1冊。
とにかく言葉のつむぎ方が素敵なのです。
そして東直子さんも短歌詩人。
それ以来、「短歌」「詩人」、
そういう方の生み出す文章のクオリティの高さに、
そこはかとない魅力を感じてしまいます。
この「にょにょっ記」は本当に危険です。
面白すぎて。。。
面白すぎる本は、
電車読書の私には本当に危険。
本気で噴出しちゃいますからね(笑)
もうやむを得ず、(読みたいのに)
電車の中でページを閉じざるを得なくなります。
↓
そしておうちに帰って、
ベッドでごろ~~~んとなって、
ニヤニヤ、、、
「ひやっひやっひやっ」
「ふぉっふおぅふおぉぉぉぉ~~~」
と満喫する時間の至福さと言ったら、、、♪
この喜びをあなたにも味わって欲しいですw
なかなか「読み初め」の1冊にたどり着きませんね、、、(汗)
でもこの「にょにょっ記」はおすすめです。
また長くなってしまったので、
明日に続きます~♪
→つづき
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